いつもの料理が秘伝の出汁パックで
誰でも本格派！

素材が持つ旨みが、塩やしょうゆなど調味料をたくさん使わなくても味が決まる『黄金だしのもと』。味付け控えめに汁物や煮物、いつもの料理が本格派。料理初心者でも料亭の味。内緒にしたくなるくらい簡単。

水に浸しての煮出しだけの出汁を飲んでも違いが分かる。おもわずゴクリとなる香り。鰹、焼きあご、アジなど煮干しの豊かなコクと豊かな香り、真昆布のまろやかさ、しいたけのさっぱりした味わい、幾重にも深みのある黄金に輝くだしが食欲をそそります。
伊勢に根付いて約100年。地元で愛されながら、大正、昭和、平成、そして令和。伊勢で海産物、乾物の問屋と言えば「伊勢昆布」と言われるようになりました。長い歴史の中で、引き継がれてきた秘伝の出汁『黄金だしのもと』。毎日の食事に使われる出汁だからこそ使い易い出汁パックにしました。鹿児島県枕崎産「焼きあごの煮干し」「かつお節」「宗田かつお節」「むろあじ節」、熊本県牛深産「ウルメイワシの煮干し」、北海道函館産「真昆布」、九州産の「椎茸（どんこ）」。すべて国産の天然素材のみの7種類。

塩分が気になる方には、減塩タイプの『天然だしのもと』がオススメ。材料は同じく天然素材の鹿児島県枕崎産「かつお節」「むろあじ節」、熊本県牛深産「ウルメイワシ煮干し」、北海道函館産「真昆布」、九州を中心とした国産「椎茸」の5種類です。焼きあごの豊かなコクが特徴的な『黄金だしのもと』に比べ、『天然だしのもと』は、かつおの香り高さはそのままに、塩分を抑えたやさしい味わい。小さなお子様の離乳食や、高齢者の介護食に最適。安心してお使いいただけます。

「伊勢昆布」のだしは
なぜ美味しいの？

行商から始まって約1世紀
乾物で和食の味と健康、
伊勢の自然を守る。

伊勢昆布の創業は大正15年（1926年）。三代目の祖母が行商を始めたのがきっかけです。なぜ伊勢湾では昆布は取れないのに伊勢昆布という名前なのか。三重を中心に北海道から九州までの海産物を長野、新潟などの街へ行商。いつしか「伊勢の昆布屋さん」と呼ばれていたことが店の由来になっています。海産物を売った帰りには、その土地のものを仕入れて商いをしつつ帰って来ていました。
戦後に本格的に営業を開始。時代の移り変わりとともに、時には「いまどき乾物は食べる人がいないのかも」と不安に思うこともありました。しかし海外で和食のブームが起こり、ユネスコ無形文化遺産登録。食事や調理法が見直される中、昔ながらの出汁が注目され、フランス、イタリアなど欧州、シンガポールからも注文や問い合わせをいただけるようになりました。乾物は海と山の恵みの産物。日本の食の知恵の結晶、優れた自然食。自然の恵みも守る大事な文化です。

海産物育む山と川の恵みを注ぐ
栄養豊かな育むリアス式海岸

伊勢昆布では全国各地から取り寄せた海産物と乾物を販売しています。古より伊勢神宮に食品を献上してきた伊勢は、全国有数の良質な海産物がとれる土地。アオサノリ、ちりめん、わかめ、海苔、ひじきなどは、濃尾平野を流れる木曽、長良、揖斐川からの豊かな恵みを受ける伊勢湾、鳥羽・志摩地域で作られています。自然豊かな山々に囲まれ、河川水と黒潮が混じり合う養分を豊かな静かな潮の流れの中で滋養たっぷりに育まれます。

生産地を知り、
生産者の信頼を得て
良いものをお客様へ

生産者の方々について知ることも、乾物屋の大事な仕事です。父の代からお付き合いしている方も多いですが、代替わりの際には1軒ずつごあいさつしました。今の代で開拓した方もいます。知り合いのツテをたどってご紹介いただき、現地に足を運び、現場を確認し、必ず試食もします。納得するため漁船に乗って海に出ることもあります。生産地を知り、生産者の方と仲良くなり、加工前の食材を知ることは、良いものをリーズナブルに仕入れられることにつながります。例えば当店のわかめは2月初めに収穫したものです。一般的なわかめは3月まで待って大きくなったものを収穫しますが、まだ若い時期の方がしっとりと柔らかく風味がいいのです。

素材のよしあしから干し方まで 幼少期より叩き込まれた目利きの技

昆布やアオサノリなど海産物も、しいたけも1年から数年がかりで作られています。生産者が丹精込めて育て、収穫して加工した乾物たちを粗末に扱うわけにはいきません。割れたり崩れたりしないよう、包み込むように優しく扱います。三代目店主の手さばきや目利きは父親譲り。職人気質な父は丁寧に教えてくれはしません。乾物を扱う手元を観察し、父が言葉にした、数少ない助言から学びます。

「まず触れて、匂いを嗅ぎ、食べろ」。

かつお節でも椎茸でも乾燥した状態で食べ、その旨味を子供の頃から叩き込まれました。毎日何年もこの作業を繰り返すうち、その商品の良しあしだけでなく、それが乾燥した日に干されたのか、湿気のある日に干されたのかも分かるようになりました。伊勢昆布では、天然のお日様で干され、確かな目利きできる人間が選んだ本物を、全国皆さまにはお届けさせていただきます。

『黄金だしのもと』
『天然だしのもと』に
使われている食材

煮干し

鹿児島県枕崎産焼きあご煮干し」を使用

海上を飛ぶアゴ（トビウオ）は他の魚より雑味の原因になる脂肪が少なく、深いコクと独特の甘みのある上品な味わいがあり、黄金色の澄んだ出汁がとれます。また『黄金だしのもと』、『天然だしのもと』両方に熊本県牛深産「ウルメイワシ煮干し」を使用。真いわしの煮干しに近い味と香りですが、真いわしより脂肪が少なく上品です。

削り節

『黄金だしのもと』では鹿児島県枕崎産 「かつお節」、宗田かつお節」「むろあじ節」 の3種の削り節を使用しています。

真かつお節は芳醇な香りと品の良い味わいが特徴。宗田かつお節は真かつお節に似ていますが、真かつお節より味や香りが濃いです。むろあじ節も真かつお節にやや似ていますが、あっさりと上品。『天然だしのもと』は同じく枕崎産 「かつお節」を使用しています。

昆布

北海道函館産「真昆布」使用

昆布には京懐石でよく使われる利尻昆布や、濃厚で佃煮やおやつ昆布にもなる羅臼昆布などいろいろ種類があります。『黄金だしのもと』、『天然だしのもと』は、一流料亭でも使用される北海道函館産「真昆布」を使用しています。澄んだまろやかな甘みが特徴で、主張が控え目で、どんな食材でもまとめる力があり、ブレンド出汁に適しています。

干ししいたけ

九州産のしいたけ（どんこ）使用

『黄金だしのもと』、『天然だしのもと』では九州を中心とした国産しいたけ」を使用しています。もともと栄養価の高い椎茸ですが、干すことで香りと旨み、栄養が凝縮。独特の濃い味と香りの出汁になり、単品よりもかつお節や昆布と合わせることが多いです。

美味しいだけじゃない！
体にもよい
『黄金だしのもと』

おいしさの秘密は
うまみ成分のバランス
お子様やご年配の方にも
安心です。

だし素材は単品より、複数組み合わせた方が相乗効果でより深くうま味を感じることができます。『黄金だしのもと』は、煮干しやかつお節に含まれるイノシン酸、昆布に含まれるグルタミン酸、しいたけに含まれるグアニル酸の三大うまみ成分が、きれいな三角形を描くようなバランスで配合しています。汁物や煮物に使っていただくと、何倍もおいしい仕上がりに。素材本来が持つ塩分が含まれていますので、塩やしょうゆなど調味料をたくさん使わなくても味が決まりやすいのも特長です。添加物を避けたい赤ちゃんから、本物の美味しさを覚えてほしいお子様、いつまでも元気でいてほしいご年配まで。大切な方に安心して召し上 がっていただけます。

減塩タイプ「天然だしのもと」
もございます。

乾物のプロ直伝

美味しい
お出しの取り方

基本編：お出汁の取り方

水の中に5分ほどだしパックを浸しておく。

鍋肌に細かい泡が出てきたら火を中火に弱めます。

さらに5分ほど煮出したらだしパックを取り出します。

※お湯を沸騰させないでください。

味噌汁や鍋など汁物に

煮物や卵焼きなどお料理に

洋食やアジア料理にも

摂れる栄養がアップ

お客様からの
嬉しいお便りです

母から勧められて知りました。美味しいおだしを取 ると、おだしを生かせるよう自然と和食中心になり、ダイエットにもなったようです。料理に手をかけず とも満足度の高い仕上がりになるのが嬉しいですね。
（40代女性）

体のことを考え、化学調味料や保存料の入っていないだしをいろいろ試し、やっとこれだ！というものに巡り合えました。食の細いという孫が遊びに来た時にパクパク食べてくれて感動しました。
（50代女性）

業務用としても
オススメです！

以前営業していた自社レストラン
「かんぴんたん」で『黄金だしのもと』と
『生ふりかけ』を使用したところ大変好評でした。

ヨーロッパやシンガポールの
日本食レストランでも
ご愛用いただいております！